退職代行サービスは司法書士に依頼?行政書士に依頼?違いは何?

男の人

退職代行サービスは、ここ数年で扱う業者が急激に増えました。退職代行サービスと検索すると、どの業者にしようか迷うほど出てきますよね。なぜ、急激に増えたんだと思いますか?

ブラック企業に勤めていて、自分の口から退職を言えずに悩んでいる人が増えたという理由が考えられます。実は、他にも考えられる理由があります。それは、退職代行サービスを始めるのに、絶対必要な資格がないということです。

資格がなくても始められて、しかも需要があるとなると、新規参入する業者が増えるわけですね。

弁護士さんに依頼するほど、大ごとではないけど、何も資格がない業者に依頼するのはちょっと不安…そう思っている人におすすめしたい退職代行サービスがあります。

それは、司法書士さんや行政書士さんの退職代行サービスです。司法書士さんや行政書士さんに依頼するのと、一般的な退職代行サービスとどんな違いがあるのかご覧ください。

司法書士と行政書士ってどんな資格?

クエスチョンマーク

引用元:https://www.photo-ac.com/main/detail/424352?title=%E7%96%91%E5%95%8F%E7%AC%A6%E3%82%92%E6%8A%95%E3%81%92%E3%81%8B%E3%81%91%E3%82%8B%E6%89%8B-%E7%99%BD%E8%83%8C%E6%99%AF

ノブオ
退職代行サービス業者を探すとたくさんあるなぁ。どこに依頼しようかな…
ヒサコ
こんなにたくさんあったら、どうやって選ぼうかしら?
退職代行屋さん
選び方は色々ありますが、司法書士行政書士の資格がある退職代行サービスかどうかで選ぶ方法もあります。
ノブオ
司法書士?行政書士?
ヒサコ
聞いたことはあるけど、どんな違いがあるの?

ノブオさんとヒサコさんのように司法書士や行政書士という言葉は聞いたことがあっても、どんな違いがあるのか知らない人が多いと思います。

司法書士と行政書士は、書士が付くとおり、書類を作成する仕事をしています。司法書士は、司法つまり、裁判所や法務局に提出する書類を作成をしています。行政書士は、行政つまり、国や都道府県、市町村に提出する書類を作成しています。

  資格 関連法律 主な業務内容
司法書士 国家資格 司法書士法

法律に関する書類の作成

140万円以下の簡易裁判の代理人

行政書士 国家資格 行政書士法

各種手続きのための書類作成

内容証明の作成

司法書士、行政書士どちらも独占業務を持っています。司法書士にしかできない仕事、行政書士にしかできない仕事があります。

司法書士は、140万円以内の民事のトラブルなら、裁判に対応できることが大きな特徴です。2002年に司法書士法が改正され、少額の裁判なら、弁護士と同じように対応できるようになりました。

行政書士は、公的な書類作成のプロです。公的な書類は1万種類以上あると言われていて、それをミスなく代理作成する仕事です。公的な書類の種類が1万種類以上もあるのは、驚きですよね。

司法書士の退職代行サービスを紹介!

司法書士

引用元:https://www.photo-ac.com/main/detail/1759332?title=%E5%8F%B8%E6%B3%95%E6%9B%B8%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B8

ノブオ
司法書士さんに退職代行をお願いした方がいい人は、どんな人ですか?
退職代行屋さん
会社と全くトラブルがない人でも、お願いできますが、利用をお勧めしたいタイプの方は2つあります。
ノブオ
どんなタイプですか?
退職代行屋さん
まずは、残業代や給料などの未払いがあり、その金額が140万円以下の方です。この金額なら司法書士でも対応できますので、利用をお勧めします。あとは、会社が士業と呼ばれる職業に弱いところにお勤めの方です。
ノブオ
士業に弱いってどういうことですか?
退職代行屋さん
権威のある人に弱い社長さんによくあるパターンなんですが、弁護士さんや司法書士といった士が付く職業から話が来ると、今まで拒否していたこともすんなり受け入れる場合があるんですよ。

金銭的なトラブルは抱えてなくて、ただ単に退職の代行をお願いしたいと考えている方がほとんどだと思います。ただ、残念なことに残業代や給料の未払いなど、退職前に会社と交渉しなければいけない方がいるのも事実です。

金額が大きい場合は、弁護士さんに依頼しなければいけませんが、少額なら司法書士さんに依頼するのも一つの方法です。司法書士さんの資格があるとできる業務内容を見て、退職代行サービスで利用してみようかなと興味が出てきましたか?

司法書士さんに依頼する前に、メリットとデメリットは何があるのかを知っておく必要があります。

メリット
  • 140万円以内の交渉ができる
  • 会社が退職を受け入れやすくなる
デメリット
  • 140万円を越える交渉はできない
  • 司法書士さんが退職代行サービスを始めているところがまだ少なく、対応に限りがある

退職代行センターってどんな会社?

司法書士さんが退職代行サービスを行っているのは、退職代行センターがあります。司法書士の加陽麻里布さんが、お一人で対応している退職代行サービスです。2018年 9月からサービスをスタートしました。

事業所名 あさなぎコンサルティング
担当者名 加陽 麻里布
所在地 東京都江東区毛利1丁目21番2号フォディアビル8階

料金体系や問い合わせ方法は?

司法書士に依頼だと料金が高そうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

料金 3万円(税込)
対応時間 可能な限り早朝深夜土日も対応
定休日 年中無休
問い合わせ LINE、メール

退職代行センターの退職までの流れ

  1. LINEやメールで相談
    LINE、または「お問い合わせフォーム」から相談内容を入力をし、相談する
  2. 料金の支払い
    代行費用振り込み。15時以降の振込の場合は、振込の控えの送付で即日対応可
  3. 退職の意向を会社へ連絡
    進捗状況をメール・ライン・電話等で連絡

退職代行センターについて詳しい内容や評価、口コミは退職代行センターの評判や口コミとメリットデメリットは?司法書士だと何が違う?を読んでもらうとわかりますよ。

退職代行センターの評判や口コミとメリットデメリットは?司法書士だと何が違う?

2019.05.13

 

ノブオ
司法書士さんで退職代行サービスをしているところが少ない気がするなぁ。
退職代行屋さん
退職代行サービスの業界そのものがまだまだ新しいため、新規参入をする司法書士さんが少ないのかもしれません。
ノブオ
もう少し時間が経てば、もっと増えるってこと?
退職代行屋さん
そうですね。140万円と少額ですが会社と交渉できる強みがあるので、これから需要はどんどん高まると思いますよ。

司法書士さんで退職代行サービスを提供しているところが本当に数が少ないです。弁護士さんに次ぐ資格なので、これから扱うところが増えるのを期待したいですね。

行政書士の退職代行サービスを紹介!

行政書士

引用元:https://www.photo-ac.com/main/detail/1759333?title=%E8%A1%8C%E6%94%BF%E6%9B%B8%E5%A3%AB%E3%81%AE%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%B8

ノブオ
司法書士さんに退職代行をしてもらった方がいい人はわかったけど、行政書士さんに退職代行をしてもらった方がいい人はどんな人かな?
ヒサコ
行政書士さんは、書類作成のプロなのよね?書類って言っても退職届ぐらいしか思いつかないけど…
退職代行屋さん
行政書士さんに退職代行を依頼すると、退職届を代理で提出してもらえるし、しかも内容証明郵便で送付してくれるんですよ
ノブオ
内容証明郵便って?
退職代行屋さん
内容証明郵便は、いつ・誰が・誰に・どんな内容の手紙を出したのかということを郵便局が証明してくれるものです。退職届を郵送で送りたい人は、行政書士さんに退職代行をお願いしてみるといいかもしれません。

なぜ、退職代行屋さんは、行政書士さんに依頼するのは退職届を郵送で送る人に向いていると言っているのでしょうか?

ただ単に、退職届を普通郵便で送ったとします。封筒に退職届を入れて、切手を貼ってポストに入れるだけです。簡単に出すことができるので楽ですよね。ですが、退職を受け入れない態勢の会社からしてみればどうでしょう?

退職届?そんなものは来てない!届いてないんだから退職なんて認めない!なんて言われてしまう可能性があります。ちゃんと届いているのに嘘をついているのか、郵便事故で届いていないのか普通郵便だと証明するものが一切ありませんよね。

そんな事態にならないためにも、退職届は証拠が残る内容証明郵便で郵送する必要があります。

自分は会社と交渉することもないから、退職届さえ出して辞められればそれでいいとお考えのあなたには、内容証明郵便で退職届を送付してくれる、行政書士さんの退職代行サービスがお薦めです。

行政書士さんに依頼する前に、メリットとデメリットは何があるのかを知っておく必要があります。

メリット
  • 退職届を内容証明郵便で作成してもらえる
  • 離職票の手続きや雇用保険証についての疑問がすぐ聞ける 
  • 会社が退職を受け入れてくれやすくなる
デメリット
  • 書類作成のみの対応になるので、一般の退職代行サービスと同じで交渉はできない

会社が退職を受け入れてくれやすくなる理由は、司法書士さんと同じで士業に弱い会社だと効果があります。

行政書士は権利に関する書類を作成できる資格のため、行政書士以外には弁護士しかこの仕事ができません。退職届を書くだけなら自分でもできますが、公的な証明を付けて効力をもたせるためには、行政書士さんにお願いする必要があります。

弁護士さんにお願いする程でもないけど、公的な後ろ楯がある退職届を代行で出してもらえるのは心強いですね。

また、退職すると年金や雇用保険関して様々な手続きをしなければいけません。入社したときに必要な手続きは全て会社がしてくれましたが、退職のときはそうはいきません。

退職後に自分でしなければいけない手続きの多さに驚きます。退職代行サービスで行政書士さんに依頼していると、続きで退職後の手続きについて相談にのってもらえる流れになり、とても安心ですね。

アンジュ行政書士事務所ってどんな会社?

行政書士さんが退職代行サービスを行っている会社は、アンジュ行政書士事務所があります。

事業所名 アンジュ行政書士法務事務所
担当者名 近内 理加
所在地 東京都台東区根岸1-1-15 小林ビル2階

料金体系や問い合わせ方法は?

行政書士さんも依頼すると、一般の退職代行サービスに比べると料金が高そうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?

費用 正社員3万円(税込)・アルバイト2万円(税込)
定休日 年中無休
問い合わせ LINE、メール、電話

アンジュ行政書士事務所の退職までの流れ

  1. LINEやメール、電話で相談
    LINE、または「お問い合わせフォーム」から相談内容を入力をし、相談する
  2. 打ち合わせ
  3. 料金の支払い
    銀行振込のみ
  4. 退職の意向を会社へ連絡
  5. 退職後の事後処理の案内

アンジュ行政書士事務所について詳しい内容や評価、口コミは退職代行アンジュの評判や口コミと気になる料金は?を読んでもらうとわかりますよ。

退職代行サービスアンジュの評判や口コミと気になる料金は?

2019.05.14

 

ノブオ
行政書士さんで退職代行サービスをしているところは、探してみると司法書士さんに比べて多いなぁ。
退職代行屋さん
行政書士さんは、書類作成のみに特化しているので退職代行サービスを始めやすいというのも理由の1つかもしれませんね。
ノブオ
多いからこそ、資格以外のサービス内容をしっかり見てから選ばないといけないですね!
退職代行屋さん
そうですね。連絡方法やスピーディーに対応してもらえるのかといったことも大切ですからね。

行政書士さんが退職代行サービスの業界に新規参入はこれからどんどんしてくると予想されます。正社員だけではなく、アルバイトや契約社員も退職代行サービスを利用をするので、需要はいくらでもあるからです。

退職代行サービスの業者が増えるので、利用者の評価や口コミはとても大切です。退職代行サービスの口コミや評価をぜひ、参考にしてみてください。

各退職代行サービス業者の評判口コミ

まとめ

司法書士も行政書士もどちらも国家資格です。また、退職代行サービスは、資格がなくても始められる業界です。だからこそ、法律に関する資格のある退職代行サービス業者に依頼するのは、安心感がありますよね。

司法書士さんの退職代行サービスと行政書士さんの退職代行サービス、それぞれメリットとデメリットがあります。

何事にもメリットとデメリットがあるのは当然です。司法書士さんも行政書士さんも一般の退職代行サービスにはない強みを持っています。

本記事のまとめ

  1. 司法書士も行政書士も法律の知識を持ったプロ
  2. 司法書士は140万円以下なら会社との交渉が可能
  3. 行政書士に依頼すると退職届を内容証明郵便で送付してもらえる

司法書士に依頼しても行政書士に依頼しても、今回調べた退職代行サービスの中では費用に差はほとんどありませんでした。3万円で依頼できるなら、一般の退職代行サービスとほぼ同じ金額設定ですね。

140万円以内の交渉事があるのかないのかや、退職届を内容証明郵便で送るだけでいいのかといった自分の現状に合わせて、どの退職代行サービスが良いのか選んでください。

あなたがスムーズに退職できるように支えてくれる退職代行サービスは必ずあります。